2013.08.12 大谷 正浩
施主支給実績No.1の住まい百貨店の大谷から、夏休み
システムキッチン特別講座を5日間お届けいたして
おります。
第3日目は「キッチンの動線とレイアウトプラン」
キッチンの動線って何だか解りますか?
キッチンの中で調理中にいかに効率良く動けるか、
作業をするのに移動する距離のことですが、理想は
ある程度短い距離です。
極端に短いのは、単にお台所が狭い、ということになって
しまうかもしれませんが、効率を考えると1~2歩で目的地
に着くのが良いと思います。
広いキッチンでのびのびと動いて、というのが夢であれば
それもよろしいと思いますが、広いキッチンでも主要の
箇所に関しては近くに設置するのが良いでしょう。
イメージは冷蔵庫から食材を出して、洗って、切って、加熱
して、盛り付ける、という動線をあまり移動しないでできる
と使い勝手はよくなります。
重たい鍋や、熱いものを持った時は短距離で移動したいですよね。
この動線はシステムキッチンのレイアウトプランにより変わります。
I型キッチンであれば直線上になり、L型キッチンやⅡ型キッチンは
冷蔵庫、加熱機器、シンクの間で三角形の形をした動線が生まれます。
最近のシステムキッチンレイアウトの主流は対面型キッチンが多い
です。
この場合はキッチンを正面にして、背面側に冷蔵庫とカップボードが
設置される場合が多く、この中で動線を考えます。
今なぜこの対面型が多くなったかと申しますと、その原因のトップは
人気だと思われます。
以前も対面型はありましたが、最近はカウンターの奥行きを多くして
フラット対面型が多くなりました。
従来の対面型は、建築側で腰壁を造り対面キッチンとしてレイアウト
されてました。
昔のキッチンは北向きの外壁向きで完全に孤立型。
家族との会話もできず、夏暑く、冬はものすごく寒い、というそんな
キッチンでしたね。
それがいつの日か、システムキッチンは中心側に向くようになり、
家の中の部位でもメインになってきました。
リビングとダイニングとキッチンが一緒になった住まいが多くなった今
使い勝手の良い動線を意識した、キッチンプランニングを計画して
くださいね。
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