開始から完了までの流れは以下の記事でご覧下さい。
2015.12.22
中古住宅リフォーム(横浜市港北区 T様 解体・基礎)
着工してからすぐ解体作業になります。
解体工事は約8日間で、内部・外部を壊していきます。
構造は予測してたよりもしかっりとした造りでした。
T様の中古住宅リフォームでも発覚したことですが、
このようなスケルトンリフォームではたまに見かけることがありますが、
エアコンドレンの穴が筋違を苛めてしまっている現場がまれに
あります。T様邸も解体し、1箇所筋違が下記の様に
穴が開けられてました。
T様邸で1箇所構造で腐っていた箇所は
1階通し柱の箇所です。ここは通し柱なので抜いて入れ替えると
簡単には行きません。補強をしながらの工事になります。
内部の解体が一通り終わると
外壁を剥がしていきます。
解体が終わると
今回は外壁も解体しているので
既存構造を傷めない様に外壁部に養生をしていきます。
シートが飛ばないようにビスで仮止めをしていきます。
大工が構造が仕上がるまで養生でカバーです。
解体工事が終わり1階床下基礎工事に移行します。
鋤取り作業をして
砕石を敷いていきます
ベタ基礎の高さの墨出しをしていきます。
メッシュを敷いていきます。
新しい間取りの土台を型枠を造り
コンクリートを流していきます。
基礎工事が終わると次が大工工事へ移行しています。
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スケルトンリフォーム一戸建て
2015.12.21
2015.12.19
横浜市鶴見区H様邸の一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォーム
12月18日お引渡をさせて頂きました。
外装は全面のサッシ交換があったため、仕上がりでの段差をなくすため左官仕上げとしました。
玄関扉はLIXIL 親子ドアです。
玄関には下駄箱収納とクローゼットを設置させて頂いております。
階段の勾配を取る為に当初1600間口の玄関収納だったのですが
1200間口に変更となりました。
玄関の立ち上がりが高かったため式台を一段かませています。
H様一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォームでは階段の下の箇所は勾配形に収納を造らさせて頂いてます。
中には可動棚を設置してあります。
リビングは大きな窓とお母様のご要望の出窓がポイントになっています。
キッチンダイニングとリビングの間は間仕切り戸を設置しております。
コチラの扉の両脇には制震ダンパーが設置してあり、柱もあるので
アウトセット両開きドアの設置になっております。
キッチンは扉の色と合わせたPanasonicラクシーナです。
昇降ウォール・食洗機・IHのオプションを付けております。
食器棚もキッチンお揃いのラクシーナです。
お母様のお部屋は和室です。
1階なので手動のシャッターを付けさせて頂きました。
洗面化粧台はPanasonicシーラインです。
このPanasonicの縦ラインの照明はとても人気です!
増築をして0.75坪から1坪の浴室にした
お風呂はPanasonicオフローラ1616サイズです。
トイレはPanasonicアラウーノSと専用手洗い器です。
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スケルトンリフォーム一戸建て
2015.12.15
2015.12.12
2015.11.26
一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォーム(補強含)
横浜市鶴見区H邸 大工工事
2015.11.26
一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォーム(補強含)
横浜市鶴見区H邸 基礎補強
2015.11.13
一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォーム(補強含)
横浜市鶴見区H邸 解体
H邸の一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォームですが、
着工と当時に解体作業にいります。
今回解体作業は、外部全面をスケルトンにするのではなく、
内部のフルスケルトンで窓廻りのみはすべて入れ替えとなるため
10日間かかります。
解体作業は、既存の軸組を見ながら慎重に手作業で壊していきます。
今回は3人がメインで入り10日間のスケジュールで動いております。
徐々に躯体が見えてきました。
予想以上に基礎の状態が良いので、しっかりとした工務店が建てたことがわかります。
H様の一戸建て(一軒家)2世帯フルリフォームではこの基礎にフォールアンカーによるベタ基礎を
予定しております。
解体した産業廃棄物も価格が高騰しておりますので、コンパクトにまとめて廃棄をします。
サッシ以外の内部の解体がおわりました。屋内のスケルトン状態になりました。
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スケルトンリフォーム一戸建て
2015.11.06
2015.11.04
2015.10.06
2015.09.25
2015.09.20
2015.09.18
2015.09.11
2015.09.10
2015.08.28
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
2015.08.19
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.08.17
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
2015.08.11
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
(東京都品川区H様④制震ダンパー)
品川区H様所有の社宅(寮)スケルトンリフォーム(フルリフォーム)では、
H様より現場調査の時点で
建物が築年数が古く地震が心配なので
躯体残しのフルスケルトンにした際、制震ダンパーを設置して欲しい
とのご要望を頂いておりました。
制震ダンパーの補強計画の構造計算書が仕上がり
H様邸は 1階に4基 2階2基 制震ダンパーを
設置することが決まりました。
2階の2基中の1基の設置です。
図面上【33】-【25】の部分です。
2階の2基中のもう一箇所の制震ダンパーです。
図面上【9】-【13】の位置です。
図面上一階部分の4基中の一基です。
【37】-【38】
おなじく1階の
図面上【19】-【22】の設置例です。
1階の
図面上【16】-【18】の設置です。
1階、4基目最後の設置です。
図面上【3】-【4】です。
こちらで制震装置を壁内に設置が可能となりました。
このあとは内装工事へと移行していきます。
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
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新築そっくりにリフォーム
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.08.08
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
(東京都品川区H様③木工事)
解体が終わり、
品川区のH様の社員寮の、
一戸建て家のスケルトンフルリフォームは、
いよいよ木工事へと進行していきます。
解体の際にも書きましたが、こちらの寮、
材木を置くスペースが無いので、
材木を現場の中へ搬入しての作業となります。
一階部の構造材は痛みが激しい箇所が多く、
新築並に新規で入れ替える部分が多い現場となりました。
今回、品川区H様邸は寮なので、通常のユニットバスでは無く1階は
LIXIL BQ-0817 のユニットタイプです。
BQ-0817という商品は、実はかなり業者泣かせの商品でして、
基本新築・ゼネコン物件用の商品でして、
キュービックタイプの完成した状態で、
搬入されてきます。
そのため、木工事開始と同時に、すぐに搬入をしておかないと、
壁や柱が邪魔してはいりません。
リフォームの際は、何につけても搬入経路はかなり重要となるのですが
キュービックタイプのBQ-0817は写真のようなそのままの形で搬入をされるため。
思いの外、納品に大変だった商品です。
大工も総出で手伝っての搬入となりました。
2階はシャワーユニットなので、納品はもう少し先になります。
あとは、養生をして傷がつかないように現場で保管します。
②の解体の記事でも書きましたが、
最も構造体の痛みの激しかった箇所は
もともとの寮で仕様をしていた既存シャワーブース(在来)が
あった場所となります。
幸いなことに、この構造体の上の2階部分がベランダだったため、
居室となっていないことで、2階の荷重負荷が通常の状態よりも
掛っていなかったため築年数はかなり古い建物にもかかわらず、
傾いたりしていることはありませんでした。
地盤の影響もありますが、
建物の形が長方形の層二階となっており出隅入隅が無く、
バランスがとれてるという点も幸いしていました。
ここを補強を兼ねて、新規で構造体を組み上げていきます。
一戸建て家のスケルトンフルリフォームではここが
最も大事なところになってきます。
赤で囲っている箇所が問題のシャワーブースが設置されていた箇所。
腐って中がスカスカだった柱・土台は、全て新規に入れ替えました。
必要箇所に筋交いをいれ、構造用合板で補強します。
既存1階は、長年の間に、何回もリフォームをしてしまっていて
構造の仕掛けが複雑になっていましたが、再度フルスケルトン状態で、
構造をスッキリ整えて、2階へと移動します。
2階は既存間仕切りとそこまで変動する箇所がないレイアウト
となります。
構造材が足りない箇所がやはりありますので、
これらを補い補強は加えていきます。
床・壁の下地が完成するタイミングで
フローリング材と居室ドアの枠が納品されるように段取ります。
断熱工事
床はスタイロホーム 壁・天井はアクリアです。
品川区H様の社宅(寮)のスケルトンリフォーム(フルリフォーム)では、
もう一つ重要なポイントがありました。
それは夜勤などがあるなかで、さまざな時間帯で生活をするため、
なるべく隣室の音が漏れない様にして欲しい。
という要望がございました。
ただ、予算が有るのでその中で工夫をして
頂きたいと予めご要望を頂いておりました。
遮音工事もさまざまなノウハウがありますが、
専門的な遮音工事を施工する予算はありません。
予め決められた予算内でどこまで遮音効果を高められるか
になります。
そこで、大工と打合せをして
・ 各部屋の間仕切りを天井裏まで延ばして界壁を施工
・ 各部屋間仕切りに断熱材を充填する。
・ 各部屋間仕切りに断熱材を入れたら、ボードは2重貼りにする。
という施工法でいくことに決定させていただきました。
天井裏の音漏れを界壁を作ることで緩和する↓
遮音ボードや遮音シートなどを全面に貼る予算が他の工事でまわらない
状況(寮の為、設備機器が多くなるため住設費用に予算がかかる)であったため、
予算に対して、効果が高い方法となる断熱材とボード2重張り施工を
提案↓
大工がボードを貼りだしたら、木工事は終わりが見えてきます。
木工事は仕上こそ簡単でありますが、
やはり構造部分が一戸建てスケルトンリフォームでは、
最も重要な工事の主題になってきます。
ボードを張る前の作業、ボートという蓋をしてしまうと
見えない部分の仕掛けが最も重要になります。
構造材も新築ではないため、
プレカットで納品されることは、お神楽でもない限り
ありませんので、基本は手刻みによる木組みとなります。
そのため、大手で新築をしている専門の大工や、
マンションなどで内装を中心とする軽鉄、ボード施工を中心とした内装大工では
一戸建てスケルトンリフォームを請け負うことは難しいといえます。
継手と仕口を熟知した棟梁と呼ばれる大工。
差し金を使って階段を設計し作れる大工でないと難しい工事であることが
お分かりいただけると思います。
ハウスメーカーのリフォームも我々のような下請けがすべて請負
工事しております。
水周りのリフォームや外壁塗装などさまざまなリフォームはありますが、
構造に手を加える一戸建て家のスケルトンリフォーム(フルリフォーム)に
関しては、これらの経験が豊富な業者へ大切な住まいの相談を
されることをお勧めいたします。
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
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2015.08.05
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
(東京都品川区H様②解体・基礎工事)
築60年経過した品川区H様の会社の寮の解体工事は
木舞い壁(木舞で作った下地を漆喰で仕上げた壁)
となっておりなので残材(産業廃棄物)が築30年程度
の建物よりかかってきます。
予算との兼ね合いから、
既存外壁とサッシは1部既存のままの寮の
スケルトンフルリフォーム工事です。
もちろん手壊しによる解体となります。
解体作業は、集中的に入り約7日間程の工程となりました。
都心部の密集地では当たり前の光景になりますが、
都心の改築で一番業者泣かせなのが、廃棄の際のトラック。
本来であれば、解体時に、廃棄物をまとめて4トントラックなどを
呼んで廃棄すれば効率が良いのですが、
このように密集地域では4トンが入ることができません。
2トントラックで何度もピストン輸送となります。
2トンが入らないような場所は2トンショートのトラックのケースも
あります。
あおりを立てて立米数を大目に(違反にならないように)運んでもらいます。
このように、小出しで
解体作業をしては、搬出、また解体をしては搬出といった形で、
何回か別けて産業廃棄物業者を依頼します。
基本プランは内部フルスケルトンになります。
何度か手を加えているため、この段階になると、
どのように前回下地を組んでいたのかなどが
判明してきます。
あらかた解体できた段階で、一階の天井、2階の床下地を
解体し、内部の躯体残し(フルスケルトン)の状態にします。
2階の床下地を解体し、骨組(フルスケルトン)の状態になりました。
解体時の最後の廃棄物を搬出します。
あとは建築していく際に発生する発生材の処分をする際に
また呼ぶことになります。
解体後は清掃をし、基礎工事(ここではベタ基礎)が着手出来る様に
準備を
同時に進めていきます。
ハイウィルではこの段階で、お客様へ現場にきていただき
再度、プラン通りに工事ができるのか?
こちらが予測していた以外の状態がないかなどを
一緒にチェックをしていただきます。
何度か手を加えながら維持されてきた築60年経過の木造の寮が
内部は躯体のみになりました。
構造に問題がないかをチェックしていきます。
野地板は痛んでいないか、雨漏りの跡があればどこから水が
流れているのかなどすべてがわかります。
何度か手を加えて間取り変更などをしている場合、
1階と2階の柱や梁のかけ方なども図面と違っている箇所があったり
します。このようなものがないかをチェックしていきます。
もちろん劣化の度合いもわかります。
今回解体をして一番、致命的に構造が痛んでいた所は
1階のシャワーブースがあった箇所です。
土台も柱も下地はスカスカになっており、ほぼ構造体としての
機能を果たしていない状況です。
これらは、当然木工事の段階でやり直しとなります。
かなり危ない状態であることがわかります。
シャワーブースの前も水周りであったことがわかります。
シャワーブースを設置した際に、下地をしっかりとやり直して
やるべきなのですが、そのままの状態でユニットを設置されてしまっているのが
わかります。
手壊しによる解体が完了し、
いよいよ基礎工事の工程に入っていきます。
鋤取りを終えたら基礎配筋です。
フォールアンカー工法により既存の布基礎にアンカーを緊結します。
コンクリートを打設し、周囲の布基礎と底面のコンクリートを緊結させ
荷重を面で対抗できるベタ基礎へと変更していきます。
この段階で、新たな土台が設置されるところへはベタと一体化できる
あらたな型枠で新しい布を作っていきます。
FLラインは既存の高さを守るため
基礎の厚み分、嵩が上がってきます。
ベタ基礎をすると
痛んでた土台がはっきりと解ります。
柱は浮いてしまっています。基礎から上の土台、柱の腐食部分は
次の工程の木工事で大工が全て組みなおす工程となります。
水周りの木部が一番怖いとよく聞かれると思いますが、
この写真を見れば一目瞭然ですね。
ユニットバスになって久しいですが、
在来浴室のメンテナンスをまめにしていないと脱衣所と浴室の間仕切りの
土台から腐っていきます。そこで放置していると柱へと腐食が進行していきます。
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
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2015.08.04
一戸建ての寮をスケルトンリフォームした際の費用と注意点(東京都品川区H様①既存)
今回は、弊社の木造改築専属の監督の協力業者でもある
防犯設備会社様からのご依頼。
東京都品川区の防犯設備会社さまの寮の改築です。
築60年の木造の建物で会社の寮(7世帯)の内部スケルトンリフォームです。
リフォームのきっかけは、ちょこちょこリフォームして
お金を掛けても、根本的な補強ができなかったり、
あまり変わり映えしないということで、
きちっと制震構造を含めて、スケルトンリフォームをしたいとのご依頼。
同じ建築業者でありますので、
ご予算を始めにお伝え頂いておりましたので、
H様にはスケルトンリフォームに関して
『ここだけは絶対はずせない優先順位』を
ヒヤリングさせて頂きまして、補強計画を含めた
見積・プランをご提案させて頂きました。
H様の今回に関しましてのリフォームの絶対条件は
・制震ダンパーを使用して構造をしっかり。
・建物の前面はキレイにしたいのでサッシ・玄関扉は交換
・1階の間取りがごちゃごちゃしてるのでスッキリしたい。
・各居室にミニキッチンと収納を新設したい
・1階2階にシャワーブースとトイレを1箇所ずつ
・外壁塗装工事
・出来れば隣の部屋の音を緩和する様にして貰いたい。
築60年経過しておることと何度か簡易のリフォームをされているため、
現地で採寸をし現状の間取りを押さえ、既存の状態での図面を
作成し、提案後の図面も合わせて、提出させていただきました。
このように、築年数が相当経過している建物での注意点として、
改装程度であれば、あらかたの骨組が予想できますが、
骨組を変えて改築されている場合、どのような仕掛けをして
組まれたのが予想しかできない状態となり、内部を解体してみて
初めて判明する欠陥などがあるケースがあります。
新築当時の図面があれば、既存の間取りをみて、
予想をすることはできますが、築60年以上もたつと、
改築も一階ではなく、数回にわたり施工されている場合も
あります。
このような場合、あくまで、提案として、ご要望をまとめた
プランを提出させていただくのですが、
解体後スケルトン状態(躯体の状態)にした際に、
そのプランがそのまま施工できるのか、できない部分がでてくるのか、
などが判明します。
■ 既存図面 ■
■ 新規図面 ■
■ 既存写真 ■
既存の寮の外観です。図面をみておわかりのように、
奥に長い建物となっています。
また寮とのことで、社員の方が生活される場所になりますが、
実需での住まいではありません。
会社の経費となるリフォームのため、予算もございます。
非常にやりやすいのは、相手もプロであることですが、
予算を明確に指定していただけるのは、施工する側にとっても
要点を押さえたメリハリをつけた施工ができます。
一番やりにくいのは、要望が統一されていない中で
相見積もりをする場合です。
数社に相見積もりを依頼した際に、要望が統一されていない場合
金額が変わってきてしまいますし、要望が統一されて
いた場合でも、どこまで工事を予測して積算しているかなど
で価格が大幅に変わってきてしまいます。
初期で予測しかかる予算をあらかじめ見積もりで見ておくと当然高くなります。
(現場調査の精度が高いほど初期の金額が高くなります)
現場調査の精度が低い営業マンや監督が積算すれば、
初期では拾っていなかった工事が、ふたを開けてみたら追加になっていく
ということになります。
このあたり、今回のケースではお客様が建築業者であったことから
ここまでやると、このくらいはかかってしまうからここはやらないで、
ここに費用を充てたいといった予算感と優先順位が明確であった
ため、打ち合わせの数は、一般のお客様よりもかなり少ない現場となりました。
H様の会社の寮は、前面は、見た目の問題でキレイにするのは最優先なので
サッシ(窓) 玄関扉は交換したい。前面を綺麗に見せる為に
一面だけキレイに塗装するか何か貼るかして欲しい。
という要望をいただいていました。
既存1階は何度もリフォームをしているので
間取りがデコボコしてしまっているので、今回スケルトンリフォームの際
構造を再度見直し、間取りも整理されたものにして有効的に空間を使いたい。
というご要望をいただきました。
長年、寮を維持していく中で、お風呂をいきなり新設したりと、
間取りに、かなり無理のあるリフォームをされていたのが
わかります。
2階は今と同じ部屋数を確保しながら、
新たにシャワーブースとトイレを設置したい。という要望をいただきました。
2階ベランダは既存を残して、2階に住む寮のスタッフの方用の
洗濯機置き場を新規で設置です。
築60年の為、壁は土壁となっています。
土壁になると解体の際の処分費用があがります。
通常のボードを解体以上に手間と残材量が
通常の1.5倍程度は掛ります。
こちらの
「一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点」
の現場については、
既存の状態から完成まで以下の①から⑦までに内容が掲載しております。
よろしければご覧ください。
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
一戸建て家の寮をスケルトンフルリフォームした際の費用と注意点
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新築そっくりにリフォーム
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.07.28
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸⑦竣工編)
江戸川区S様の2世帯一戸建てスケルトンリフォームも完成を迎えました。
ガレージとして使用していたスペースを居住スペースに改築、
お母様がお住まいになるお部屋です。
手前6畳のお部屋と奥の4.5畳にセパレートし、奥にはベッドがおけるようにと
フローリング張りの洋室4.5畳のスペースとしました。
2階にメインのキッチンがあるので、お母様のお友達のご来客の際や、
ちょっとしたお料理等が出来る様ミニキッチンを
設置しました。
奥の洋間は足の調子があまりよくないお母様がベッドをご使用とのこと
で、畳ではなく板張りにさせていただきました。
2階にあがりキッチンスペース
ガスコンロの前壁の中に、3階を背負っている抜けない柱が有り
キッチンは柱の位置に合わせての設置になりました。
キッチンはハイウィルオリジナルのトクラスのBb I型2550サイズです。
商品はすべてショールームでお客様ご自身が仕様を決定されております。
キッチンの前を通り抜けていくスペースに脱衣室とバスルームになります。
洗面化粧台はLIXIL エスタ 間口750サイズです。
ユニットバスはLIXIL キレイユ階上用 1616サイズです。
主にオプションは換気乾燥暖房器です。
家族みんなが集まるリビングは、和室が良いとご家族の皆様の
要望で、落ち着く雰囲気の和室を造りました。
サッシを変更していないので、インナーサッシも和風の商品を設置し
雰囲気を合わせています。
3階にあがり、もともと床が沈んでいたスペースです。
構造を補強、補正し、しっかりとした下地となっていますので
安心してお住まいいただけます。
ご夫婦、お子様のお部屋2部屋はそれぞれお好きな壁紙を
選んでいただきました。
S様の現場は、3階建てということで、工期も3か月以上かかっています。
サッシを入れ替えていたら4か月はかかっていたボリュームの工事でした。
2世帯のスケルトンリフォームということで、それぞれご家族のご要望
を何度も整理し、動線計画をたてプランを作成しました。
構造上での制約が当然出て参りますので、その制約を守りながら
自由にプランニングすることで安心して暮らせる住まいは成り立ちます。
何でもできるというのは大間違いで、一戸建てのスケルトンリフォーム
をする際には、1に構造、2に構造と必ず構造をしっかりと見れる工務店
へ相談が必要です。構造を見れるのは、一人で家一棟を建てられる棟梁です。
現在の新築の建物はプレカットですべてが刻まれて機械加工されておりますので
仕口や継手を手刻みする大工はほとんどいなくなっています。
しかしながら、築30年を超えるような建物は、手刻みで建てられている家が
大半になってきます。
このような建物を分解し、新たに補強する場合、プレカットというわけには
いかないわけです。
同様に加工、補強していく技能が必要不可欠になってきます。
これらに対応できる職人を組織している工務店に相談をするのがベストとなります。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
①〜⑦で工事のポイントと流れと解説しています。参考にしてください。
※弊社ホームページのS邸の事例写真はこちらです。
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.07.28
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸⑥内装工事工事編)
構造を組み直し、補強した後は、断熱、そして内装工事に入っていきます。
ボード張り工事とクロス張り工事がメインになっていきます。
システムキッチンとカップボードは先に設置します。
S様邸では対面型への変更工事となっておりましたので
システムキッチンは対面型となっております。
浴室は1階から2階への移設で、リビングから脱衣所を経由して
入るプランとなり、浴室も設置されました。
内装屋が入りクロスを貼る前のパテによる下地処理をしていきます。
S様邸は既存の窓を活かす内部スケルトンリフォームプランとなっており、
サッシはインナーサッシで断熱性を高める提案をさせていただきました。
一戸建てのスケルトンリフォームで、一番お客様が悩まれるのが、
サッシです。
サッシを変えたい。
当然誰もがそう考えます。
しかし、内部スケルトンリフォームでは当然おさまらなくなってきてしまいます。
外部との絡みが発生して、外部までのスケルトンリフォームまでは
いかなくても、すべての壁にカッターを入れて、大工が窓枠を再度設置、
そして、サッシを入れ替え、さらには外部の補修と1か所の窓で
これだけの工程が必要になります。
すべての窓をやり替えるとなると、費用も当然掛かってまいります。
ここで、建物のポイントとなる箇所だけ入れ替えるお客様もいらっしゃいますし、
もちろんご予算とのからみで、すべてを取り換えるお客様、
既存サッシを残すお客様いらっしゃいます。
S様邸では、3階建てのすべてのサッシを入れ替えるとなるとかなりの
費用がかさむこと、ガレージを部屋にしているため、
そもそもサッシを新規で入れる箇所が発生していることから
間取り上の制約のないサッシは既存を残す方針で決定。
断熱の機能は欲しいとのことで、機能重視となる
インナーサッシを提案させていただきました。
梱包をあけます。
入っている中身を確認。必要な部材をすべて確認します
実際に取り付ける場所の清掃をし汚れを徹底的に除去します。
特に窓周りは砂埃が多い場所でもあります。
設置に当たり、事前に採寸はしていますが、
再度取り付け位置のシミレーションをします。
各部材を所定の位置に仮止めしていきます。
続いて縦の枠も仮に設置していきます。
決まりがついた段階で、4方の枠をビスで固定していきます。
枠の固定が完了した段階で、サッシをいよいよ設置します。
梱包をとき、設置していきます。
2枚設置します。
最後に微調整を行いこれで1枚分の作業が完成します。
S様邸では、このインナーサッシが10枚以上設置されました。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
①〜⑦で工事のポイントと流れと解説しています。参考にしてください。
※弊社ホームページのS邸の事例写真はこちらです。
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2015.07.28
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸⑤外壁塗装&木製ルーバー工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームも内部の大工工事を進めつつ、
外部との絡みがあるサッシまわりの工事がおわると、
外部の塗装工事も工程に組み込んでいきます。
1箇所1箇所養生をしていきます。
塗装工事の仕上がりは、養生にも左右されますので、
細部では養生の技術も要求されます。
養生作業はとても大切な作業になります。
S様と外壁の色味を打ち合わせさせていただきましたが、
黒っぽい色ということは漠然と決められていたのですが、
当然黒系の色味もたくさんございます。
色見本帖を見て頂いておりましたが、なかなかイメージがわきづらい
こともあり、さまざまな住宅の色をみていただいておりましたところ
現場近くのお住まいで、『コレだ!』という色味があり、
S様と一緒に監督と塗装屋を連れて実際の建物を見て調合をさせて
頂きました。
以下がその色味を加えて再現した3Dパースのイメージです。
< 3Dイメージ >
< 竣工後の外観 >
上記木製ルーバーは、予め塗装職人に塗装をさせ、
大工が加工設置します 設置後に細かい箇所を再度塗装する流れとなります。
木製ルーバーは1本4m20cmのヒバ材を防腐剤入りの色付き塗料
で仕上げています。
既製品での採用も検討しましたが、
住宅用ではないことと、これだけの高さになると荷重がかなりかかること、
さらに費用的な問題から、弊社の大工で加工設置の案が採用されました。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
①〜⑦で工事のポイントと流れと解説しています。参考にしてください。
※弊社ホームページのS邸の事例写真はこちらです。
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2015.07.14
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸④大工 木工事 編)
解体後のザラ板補修も終わり、本格的な木工事に入っていきます。
家がゆがんでいる原因は過度な荷重が一部の構造材にかかっているため
であり、今回の工事では、荷重の分散が大事になってきます。
まずは
材木搬入です。
このように一階が駐車スペースであったため
材木を置く場所の確保には助かりました。
しばらくはこちらが加工場になります。
江戸川区S様邸での木工事のポイントは2か所になります。
① 既存駐車スペースの天井高が2500しかない空間を
居住スペースにしなければならない。
② 3階床の歪みを矯正する
↓は3階床から撮影、2階天井の梁が数回のリフォームで、
荷重がかかる設計になっている。。)ここを補強します。
の2点です。
まずは3階建ての住まいに最も大事な一階の構造部である
このわずかに中央が落ちている鉄柱に柱を立てていきます。
1階の既存車庫スペースは、天井高が2500しか無いうえに
鉄梁が横に3本走っています。
この鉄梁は2階3階を支えている大切な構造材のため撤去は出来ません。
そのため、居住空間としての天井高を確保しつつ梁を活かしながらの
プランが必要なのはいうまでもありません。
天井高を取る為に、1階の床はマンションでの床の施工方法と同じ方法を選択しました。
既存の土間を活かしてフリーフロアで床を造作していきます。
駐車スペースと廊下部分の間には布基礎がありますので、
高低差を考えた柔軟なプランの作成が必須になります。
そして、問題の歪み補正工事に入ります。
3階の床の歪みは2階の梁を補強して矯正をかけていきます。
荷重集中の為、沈んでしまった歪んでいる2階の梁を直すのに、
2階の床よりジャッキアップをかけ、
飛ばし過ぎていた2階の梁の中央(3階では最も沈んでいた部分)に新しい柱を建てて
荷を分散をします。同時に側面に力板で補強もします。
その他荷重が分散されていない箇所も間取り方で柱を立てられる部分が
ありましたので、S様にお話をして補強をしました。
下の写真は力板を裏から見たところです。
その他も構造上の弱い部分には新たに柱・梁を組んで補強していきます。
耐力が必要なところには筋違を入れて補強していきます。
S様邸は新築で建てられてから改築を何度かして、間取り変更していたため、
部屋を広げる=柱を抜くという箇所が多かったため、随所に柱を入れていきます。
歪んでいた2階部の梁は↓の写真のように荷重を分散することで、
今後歪みのない住まいへと変えていきます。
江戸川区S様邸では、
先ほどのように、大工も1階の天井高を確保する為に
かなり工夫をし構造を考えながら組んでいきましたが、
設備工事でも苦労した箇所があります。
最近多くなっていますが、
もともと1階にあった風呂などを2階に持っていくスケルトンリフォームが非常に多いです。
こちらのS様ももともと1階にお風呂がありましたが、2世帯リフォームにより
お母様が一階で生活をされるため、
2階にバスルームを移設しました。
通常の在来工法であれば配管等設備工事もあまり苦労することはないのですが、
今回は一階に鉄梁が入り、配管経路を計画するのに大変苦労しました。
同様に、駐車スペースからフリーフロアを造作したところへ
ミニキッチンを設置するためその排水をどうとるのかなどです。
電気配線も同様、
1階にミニキッチンを設置の際、天井高を限界までとっているため、
天井の懐が最小限になっており換気ダクトの逃げ道を
鉄梁を避けて設計しなければなりません。
↓のように鉄梁に這わせて逃がす設計としました。
構造の補修・補強が終わり、断熱材を入れる工程へ入っていきます。
ここからは内装工事になります。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
①〜⑦で工事のポイントと流れと解説しています。参考にしてください。
※弊社ホームページのS邸の事例写真はこちらです。
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸①既存着工前)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸②解体)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸③解体後に判明する追加費用要素)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸④大工 木工事 編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑤外壁塗装&木製ルーバー工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑥内装工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑦竣工編)
弊社ハイウィルの戸建増改築商品
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2015.07.11
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸③解体後に判明する追加費用要素)
よく一戸建てのスケルトンリフォームをやっていると
お客様に、契約前に、「これ以上の費用はかかりませんよね??」
と念を押されることがあります。
お客様のお気持ちを考えれば当たり前です。
予算があるなかで当然一戸建てスケルトンリフォームをやっているわけです。
さまざまな要望を盛り込み最終金額が出ているわけで、
その際に予算がかなり食い込んでいる場合もございます。
これ以上費用がかかったら予算がない。
工事が始まって、膨大な費用を請求されないか?
などなど悪徳リフォーム騒動などがありましたので
心配されるのもよくわかります。
そこで今回、解体後にわかる追加要素の話をしたいと思います。
一戸建てスケルトンリフォームをされる場合、床下と天井裏などは
床下収納からの点検や天井に点検口(なければ和室の天袋の上板から
覗きこむなどして)から点検が可能です。
この際に基礎の状況や土台の状況、雨漏れがあったのかどうか
野地板の傷み具合などを目視して調査いたします。
この時見えないのが壁の裏側になります。
このケースは築30年以上、特に外壁の塗り替えなどを
やらず、放置していた場合などに多いケースになりますが、
今回の江戸川区の一戸建て内部スケルトンリフォームの現場を例に
説明したいと思います。
解体をしてみると、
ザラ板(外部に面したモルタルなど左官下地になるための板材のことで、
内部からみるとザラ板(ラス板)の上には防水紙としてフェルトをはり、ラス網
を張り、その上に左官をします。)が腐っていました。
それもかなりの数です。
一過性の雨漏りではなく、施工に問題があったのがわかります。
よく見てみると、
霧除け(窓の上の小さい屋根のことです)の角から
防水シートがちゃんと巻き込んで無ない
部分から浸水し、ザラ板を傷めてしまっているのがわかりました。
サッシ(窓)も同様で、サッシ(窓)の角から納めが悪い部分
から浸水をしています。
これは新築時の施工不良の範疇です。
その他の部分、窓がない部分からもこのようなザラ板の腐食がありました。
これは、壁に入ったクラックを長期間放置しておいたのが原因です。
同じようにザラ板がボロボロになっています。↓
こちらはサッシの納めに問題があります。
下の写真はクラック放置によるザラ板腐食ですが、
よくこの写真のパターンでいうと、排気ダクトを
付ける際に壁に穴をあけるコア抜きがあります。
この部分もしっかりと雨仕舞をしないと
ここから浸水しザラ板を痛めるケースも何度も見てきました。
(ここの現場は違います)
ここまで腐食していると外壁塗装面を固定する意味をなさなくなり
内側から指で押すだけで穴が開いてしまいます。
現場調査の段階で床下、天井からの点検をするというお話をしましたが、
内壁を解体するまではこのようなことはわかりません。
もちろん外部までの一戸建てスケルトンリフォームであれば
このザラ板も解体するのでその心配もないのでありますが、
費用もかなり変わってまいります。
上記写真を見ても、結構な箇所でザラ板が腐ってしまってます。
腐食しているザラ板箇所を解体して、そこだけ補修が出来れば良
いのですが、ザラ板は外壁と一体となっているので、
外壁を全て落とさなくてはなりません。
そうなると、費用はかなり上がってしまいます。
S様の今回のリフォームプランでは、
外壁は塗装仕上げ、サッシ(窓)も既存の活かせるサッシ(窓)は
残してという工事プランでございましたので、
S様には現場に足を運んで頂きまして
腐食箇所を見て頂いて、補修方法を説明をさせて頂きました。
どのような施工をするかというと
内部と外部両方で対策が必要になります。
まず、直接水が入る箇所を特定(雨の日に行って調査をし、
原因となる部位を特定)して室内からは発泡ウレタンを充填します。
次に強度を失い痛んだザラ板部位に補強を加えます。
垂木に合板で補強をしていきます。
ここで中からの対策は終了します。
次は外部対策です。
外壁からは、クラックが直接の原因のため、
クラックが入っている外壁面の補修をします。
この時に注意するのは、
クラックに、普通のコーキング(防水材)を塗っても薄付になってしまうため、
防水効果があまり得られないということです。
Vカット補修が必要になります。
まずクラックにサンダーをあてV字型の溝を作ります。
Vカットするのは、コーキングの打ちシロが多くなるため、
防水効果が高くなるからです。
クラックに対してV型の歯を取り付けたサンダーで削っていきます。
削った後の写真です。奥にクラックがみえます。
Vカット後プライマーを塗布し、ウレタンコーキングをします。
シールの特性上、一段へこんだ状態になります。
このように、中からの処置、そして外部からの処置がともに必要になります。
内部の費用については、
当然追加費用という形になってしまいます。
しかしながら、
追加をいわず、このような処理も見逃してしまうリフォーム会社も
かなり多いため、注意が必要であると言わざるをえないのが
正直な感想です。
壁を作ってしまえば、仕上がりは同じですが、
はたしてこの先何年、住まいが維持できるでしょうか?
一戸建てのスケルトンリフォームをする際は、
木造の改築実績が多い会社に相談をすることをお勧めしているのは
このような点からです。
とても小さな事かもしれませんが、
このような小さなことから欠陥につながっていくのです。
一戸建てはマンションとは違います。
その点を注意する必要があります。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
①〜⑦で工事のポイントと流れと解説しています。参考にしてください。
※弊社ホームページのS邸の事例写真はこちらです。
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸①既存着工前)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸②解体)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸③解体後に判明する追加費用要素)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸④大工 木工事 編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑤外壁塗装&木製ルーバー工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑥内装工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑦竣工編)
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2015.07.08
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸②解体)
何度もブログで書いていますが、
木造の1戸建スケルトンリフォームで最も気を使う部分が、解体と木工事
になります。
既存の軸組を新たな軸組へ変更を伴うため、
解体にも気を遣います。
今回の江戸川区S様邸も例外ではなく、
新築され数年後に間取り変更を伴う改築をされ、
幾度となく手を加えられているような、
現場では、無理な改築をしているケースなことも少なくなく、
一部の梁などに無理な荷重がかかっているものなど、
この解体の段階であきらかになります。
従いまして、機械壊しではなく、
S様邸の一戸建て2世帯スケルトンリフォーム工事解体作業も手壊しになります。
今回は外壁を基本的には残しサッシを一部交換する内部スケルトンリフォームプランに
なっていたため、内部と残すサッシ(窓)、構造上必要な構造体以外は解体をしていきます。
一階部より解体作業スタート↓ 鉄骨梁があらわれてきました。
このような大スパンで開口を取るための梁設置ケースでは
鉄張りではなく、せいの高い(木製)梁を入れたほうがよかったといえます。
(微妙に中央部が凹でいるのがわかります。)
前面道路も狭いことが都心部では多く、
一回に4トンロングのトラックなどで廃棄をすることができませんので、
2トントラックを何回かに別けて呼び 解体作業は進められます。
3階部分まで構造体があきらかになっていきます。
鉄張りに支えられている2階の構造体。 雨で外壁の内側のザラ板が腐食しているのが
目立ちます。サッシまわりからなのかエアコンのコア抜きした箇所なのかなどを
みていきます。
一階部は駐車スペースと玄関、廊下、脱衣所、浴室でした。
このスペースを居室にしていきます。
一階駐車スペースには当然布基礎はありませんが、廊下部分は布基礎が走っています。
そもそもこの梁が圧迫感があるなかで床を上げるわけにはいきません。
ここをどうやって施工するか。このようなことを考えながら解体をしていきます。
既存サッシを撤去する箇所は大き目にカッターを入れ撤去します。
S様宅に現場調査した際にも、
3階部は立っていてすぐに傾いているのがわかるぐらいの
傾きがありました。
ここも構造部があきらかになり原因が判明します。
解体をしてみると
既存3階洋室の床が湾曲をしており
3部屋をつなぐ廊下の床下にある梁に無理な荷重がかかっている
ことがわかりました。
ここまで荷重をかける場合、もっとせいの高い梁をかける必要が
ありますが、数十年前に改築したさいにそのまま新築時の梁に
柱を乗せてしまっていたことがわかります。
このようなケースを解体の段階で、ハイウィルではお客様へ現場にきていただき
確認をしていただき対応策の説明をさせていただきます。
解体作業が終わると 1階が居住スペースにする為、駐車スペース部分に
新たな基礎を作る作業(基礎工事)にうつります。
道路側新規基礎配筋
配筋を立ち上げ基礎補強緊結します。
型枠を固定します。
今回のS邸のケースでは基礎を新設する箇所よりも
基礎を解体しなければならないところに気を遣います。
一階の廊下部分と駐車スペースとの絡みがあり
居室にする際にどうしても基礎をさげなければならない箇所がでてくるためです。
解体された構造体をみて、
構造上ダメージがない部位のみ解体していきます。
耐力壁となっており、2階、3階部を背負う重要な柱が合っている土台部は
解体することができません。このあたりの見極めが重要になってきます。
このように解体は、建築全体を見渡しつつ、提案された新たな間取りも考えながら
解体を進めていかなければならないのが、一戸建てのスケルトンリフォームになります。
壊してよいところ、壊してはいけないところ、解体する職人にもレベルが問われることになります。
一戸建てスケルトンリフォームは、営繕工事とは違います。
もちろん、キッチンやお風呂といったリフォームも排水に気を遣わう意味で熟練を要しますが、
木造の一戸建てスケルトンリフォームは身体でいう骨格です。
骨格を矯正したり変えたりするわけですから、間違った処置をしてしまったときどうなるかを
考えればお分かりいただけるかと思います。
木造の一戸建てのスケルトンリフォームをする際は
価格というわかりやすい指標だけで判断するのではなく、
大前提として経験値の高い会社で検討することをお勧めいたします。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
①〜⑦で工事のポイントと流れと解説しています。参考にしてください。
※弊社ホームページのS邸の事例写真はこちらです。
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸①既存着工前)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸②解体)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸③解体後に判明する追加費用要素)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸④大工 木工事 編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑤外壁塗装&木製ルーバー工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑥内装工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑦竣工編)
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2015.07.07
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸①既存着工前)
創業大正8年のハイウィルでは、年間を通じ、
常に順番待ちになっている工事があります。
その最も多い工事のご依頼の一つが、
リフォーム一戸建ての全面工事(リフォーム)です。
『リフォーム一戸建ての費用価格で損をしない虎の巻』では、
一戸建てリフォームを検討している皆さんに、
ご予算の中で理想としている工事をどのように実現していくか?
価格や費用をどう捉えれば良いのか?
どのような業者に依頼すべきか?
についてお話ししていますが、
今回は、家が傾いている??
といったお悩みです。
家が傾いている?
といってビックリされる方もおられるかと思いますが、
実は、弊社のように改築(一戸建てスケルトンリフォーム)工事を毎日やっておりますと、
その度合いに差こそありますが、
かなりの頻度で傾きを気にされておられる
方も多いのも現実です。
そもそも木造の住まいは、
基礎の上に木構造体が乗って建物を構成していますが、
傾きにも、
基礎より下の部分、
つまり
地盤自体が傾いているケースと、
基礎より上の木構造部分での傾いているケースが
ございます。
地盤自体が下がってしまっているケースでは、
近くに高層のマンションが建って地盤に影響が出てしまうケースや
もともと地盤がゆるく、隣の家が新築をした際などに
傾いてしまうなどのケースがあります。
基礎より上の木構造体部分が傾いている場合は、
築年数とともに木が痩せてしまってという自然なケース
(この場合度合いはひどくはないケースが多い)
と一部の構造体に過度な荷重がかかってしまい傾いてしまっているケースや
そもそも施工不良のケースなどさまざまです。
ここで紹介する事例は、
地盤自体が近隣のマンション等の建設をしていく段階で
傾いていたお住まいで、なおかつ築年数の古く、
無筋の基礎で、一部束がなかったりといった状態で
現場調査の段階では、床板がフカフカしている状態であった
お住まいの一戸建て内部スケルトンリフォーム(改築)でした。
今回ご紹介させていただく事例のお施主様である東京都江戸川区のS様は、
新築時から何回か手を加えていく段階で、
一部の構造体に過度な荷重がかかってしまい傾いてしまっていたケース
です。
江戸川区S様のお住まいは、築40年の木造3階建てで
ご夫婦とご主人そして二人のお子様が現在お住まいのマンションを
売却されお母様が一人で住まわれるご主人の実家をリフォームして
2世帯にするというものです。
S様の2世帯への一戸建てスケルトンリフォームをされるまでの経緯と要望を整理
しますと
・お母様が長くおひとりで暮らしており、今回息子様世帯も一緒に同居し2世帯リフォームをしたい。
・新築当初から3階の床の傾きが気になっており、構造から見直したい。
・既存一階が駐車スペースとなっており、そこを居住スペースにしたい。
・外壁部分にはルーバーを設置したい。
■既存図面
■既存建物写真
奥様とお母様に現場を案内していただき調査に入りました。
既存の駐車スペースは3本の鉄梁が2階、3階を支えているため
せいが高く、そもそもの階高も低いことから1階を居住空間にする際には
この梁がかなりの圧迫感を与えることになると説明。↓
駐車場の真上に位置する既存の流し台。
新規の2世帯スケルトンリフォームでは、対面型を希望されておりました。
このキッチンの排水管の位置も一階の梁に干渉しないように
設計しなければなりません。
キッチンの隣のお母様が使われていた納戸3畳には、2世帯スケルトンリフォーム後、
既存台所スペースを拡大しLDKにする想定で、水まわりを設備を集約させるプランを
ご提案しました。バスルーム≪新規ユニットバス(システムバス)≫・脱衣所≪洗面化粧台
・洗濯パン≫をゾーニングしました。↓
ご主人様の強うご要望で、リビングは2世帯スケルトンリフォーム後にも
和室をご希望されておりましたので
道路面に面した既存の2階和室・洗面化粧台・トイレが設置されていたスペースを
補強の上拡大し9畳の和室スペースのリビングルームをご提案しました。↓
2階の現場調査を終え、3階に上っていき、廊下に出た段階で、
かなりの傾きがわかりました。何度かリフォームをされておられるとの
ことで、床を剥がして、構造体の仕掛けをみないと
100%のお話はできませんが、どこかに荷重がかかりすぎていることは
わかります。木が痩せて傾いているというレベルではありませんでした。
3階はご主人さまのお部屋と奥様のお部屋とお子様のお部屋の3部屋
が欲しいとのご要望がありましたので、
そのような設計でプランをたてました。↓
S様にご提案させていただいた2世帯スケルトンリフォームプランです。
■ リフォーム後 1階2階平面図 ■
■ リフォーム後 3階平面図 ■
ご主人さまがルーバーをご要望されておりましたので
アクセントとして外部のルーバーを設置するイメージを
提出させていただきました。
■ リフォーム後 外観イメージ ■
■リフォーム後 1階鳥瞰図■
■ リフォーム後 2階鳥瞰図 ■
■ リフォーム後 3階鳥瞰図 ■
プランは、最終プランをブログでは掲載しておりますが、
月に2回程度の打ち合わせを継続し、
約3か月の打ち合わせの中で、5回程度微調整を
繰り返し最終的に決定したプランとなります。
お客様のご要望を聞き、工事会社として、
抜けない柱、壁をお話させていただき、
またお客様の方でご要望をいただき、
さらに工事会社として、構造を考えできるところとできないところ
のお話をさせていただき、仕様もご予算に合わせ
すり合わせを繰り返していく時間が、
このスケルトンリフォームでは必要となり、
お客様のご要望、イメージと我々の認識を合致させる
ことがより良いお住まいを作る絶対条件となります。
木造のスケルトンリフォームに関しては、
在来工法だからな何でもできるというわけではなく
しっかりとした木構造の建築知識がないと
構造を触れる以上、のちのち大変なことになりかねません。
一戸建ての2世帯スケルトンリフォームをされる場合は
しっかりとした技術水準の高い棟梁がいて、
その技術水準が高い職人をまとめられる熟練の監理者が
常駐する会社へ相談することが必須となります。
2世帯リフォームで構造の傾きが焦点となった江戸川区S邸は以下の
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一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸①既存着工前)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸②解体)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸③解体後に判明する追加費用要素)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸④大工 木工事 編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑤外壁塗装&木製ルーバー工事編)
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (江戸川区S邸⑥内装工事編)
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2015.06.30
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
北区Y様邸 竣工です。
今回のメインテーマは家の傾きを補正し、
より長く安全に暮らせる住まいです。
外壁は既存を一部残しつつ、内部スケルトンリフォームとなっており、
サッシは全て取替ました。
賃貸が併設された住まいとなっておりましたので、
間取りは大幅に変わっております。
既存での玄関スペースは狭かったこともあり、スケルトンリフォーム後の
玄関は広々と取り、奥に可動棚付きの収納を納めさせて頂きました。
ゆったりの玄関を入って扉を開けると、開放感のあるLDKです。
廊下が極力無いスペースなので、お部屋のスペースが最大限取れて
ます。
キッチンはTOTO ミッテ I型 2550サイズ
良く使うモノを取り出しやすく、しまいやすいセンターラインキャビネット
搭載。
洗面化粧台はTOTO サクア 間口750サイズ
たっぷり収納と、洗いやすいひろびろボウルを搭載。
トイレは TOTO ピュアレスト
4.8の節水トイレ、従来品に比べて71%も節水
ユニットバスは TOTOサザナ 1616サイズ
ほっからり床、魔法瓶浴槽搭載で充実したラインナップの商品です
設置に苦労を伴った
新規階段はゆったりの勾配で小さなお子様でもとても上り下りし易く
なっております。
2階は洋室3部屋です。
各お部屋たっぷりの収納スペースです。
寝室には3畳のスペースのウォークインクローゼットです。
このように、リフォームをすれば、真新しくきれいになります。
大事なのは、前のブログで書いてきたような、中身となり、
特に木造一戸建てのスケルトンリフォームでは目に見える表装ではなく、
目に見えない内部となります。
特に構造部の取り合い、補強計画、には時間がかかりますし、
施工する木工事職人の高い技術が必要となります。
当社では大正時代から続く技術の継承を重要視しており、
正直価格だけを見て安い職人はいます。
しかし、大切な財産である住まいを預かる身として、
そのような無責任な技術は提供できませんので
施工費用は安売りはしていません。
その分、スケルトンリフォームを構成する商品や建材を
全国の工務店に卸売りしており、お客様にもお安く提供できております。
安くない施工費用(工)と安く提供できる定価の決まっている商品(材)。
このような真の良質安価を目指しており、価格優先の仕事は致しておりません。
現在リフォーム市場は、さまざまな業種からの参入が相次ぎ、
彼らの利益重視のビジネススタイルから、安い職人が必然的に
大手や新規参入会社へ流れていきます。
そのため、木造のスケルトンリフォームなど
家の構造部をさわるような大掛かりな工事は、
お客様の確かな目で相談するようにおススメおいたしております。
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.06.29
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームには
内部スケルトンリフォームと外部の壁まで解体する躯体残しの内外部スケルトンリフォーム
が方法論としてあり、ここ数年ハイウィルでは
内部スケルトンリフォームをされる方が増えております。
その人気の一戸建ての内部スケルトンリフォームでも
どこまでやるかで費用が変わってきます。
基本的に内部のみスケルトン状態になりますので、
間取り変更は自由、階段の位置、水まわりの移設などは自由となります。
では、費用が変わってくるのはどういう工事をした時に変わってくるのか?
ここを工事をしたお客様に契約前に聞かれます。
内部スケルトンリフォームは内部をすべて解体し、
内部が構造体のみになっている状態から補強等を加え
再度あらたな間取りでくみ上げていくリフォームになりますが、
下記のような工事を加えていくと費用もそれぞれ上がっていく事になります。
基礎を布基礎からベタ基礎に変更するか?
断熱材をグラスウール以外の高性能素材にするか?(セルロースファイバーなど)
外部と絡みのでてくるサッシを入れ替えるか?
耐震補強に加え、地震に備え制震ダンパー等を設置するか?
断熱や防音などを考慮し2重サッシ(インナーサッシ)を設置するか?
外壁塗装ではなく、サイディング・ガルバリウム鋼板仕様、
もしくは左官壁などにしたいか?
など内部をフルで解体したあと付加価値をどれだけつけるか
で費用の増減が決まってきます。
今回の
北区 Y様邸 は ベタ基礎へ変更、制震ダンパーの設置、
既存のサッシ(窓)の位置に新しくサッシ(窓)を全て入れ替えとなりました。
サッシ(窓)を入れ替える工程として既存窓廻りにを大きめにカッター
を入れ取り外します。その後内部工事では大工が、サッシ枠を新たに造作し、
新しいサッシ(窓)を入れます。カッターを入れ切り取った外部廻り
は左官で補修をして、その後塗装になります。
どうしても左官を塗り直して塗装をするので既存壁との段差が出て
しまいますので、下地が目立たないように極力既存の目に合わせて塗装になります。
まず
フェルトにラス網を貼ってモルタルを塗ります。
Y様邸ではサッシ入れ替えの為、外部の解体面が、かなり大きくなり
補修面積も大きくなります。
これらラス網の箇所を左官工事で下地を塗っていきます。
塗り終わったら乾くまで待ち塗装の工程となります。
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.06.28
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
構造補強 断熱 ダンパー設置と一番重要なフェーズを超えました。
ここからは内装を仕上げていきます。
天井野縁組後のボード仮設置。
断熱材を敷き詰めたあとボードを張っていきます。
重いものを壁に固定する箇所などは、
お客様に予めヒアリングさせていただき、
ボードではなく12ミリの板を貼っておきます。
キッチンも設置されてます。
今回は
TOTOのミッテ I型2550サイズを採用いたしました。
今回構造部の傾きが最も大変な工事となっておりましたが、
内装工事でもっとも施工的に苦労するのが階段の設置になります。
新規で階段を設置する位置がもともと浴室があった場所であり、かつ、
既存浴室壁がブロックであったことと、最も家の歪みが激しい箇所が
この部分であったため壁を補正するとともに、階段は既製品を採用していたことから、
プレカットにて搬入されます。
ジャッキアップにて相当補正を試みておりますが、
家自体がよじれていることもありミリ単位で、すべての傾きを0mmにもっといくことが
現実的に難しいこともあり限界レベルにて補正をとどめており補強を施しております。
そのため階段については大工が
加工しながら納めました。
以前の急こう配の階段とは違い
緩やかな登り易い勾配になってます。
こちらの現場を解体から内装まで
工事の流れと共に解説しています。
今回が⑧になります。
最初から見たい場合①からです。
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.06.28
既存屋根の形状は2軒が連棟となっており、切妻が直角に交差し
乗越し屋根となっております。
しかし、2つの屋根の勾配は違います。
もともと住居部分であった家屋部分は3寸5分勾配でセメント瓦葺き
既存賃貸部分は2寸5分勾配の板金納めとなっておりました。
今回のケースは、
2寸5分勾配では、コロニアル瓦は葺けませんので、
ガルバリウム鋼板への変更をご提案しました。
こちらをすべて剥がし、野地板を張替え
ルーフィングを貼りガルバリウム鋼板で仕上げます。
野地板貼りの工程での写真を撮り忘れましたが。。。汗。。
ルーフィングが貼りおわったとこです。
このような下地の防水処理が最も大事になります。
ルーフィングは、屋根の流れ方向に対して横方向に施工するのが鉄則です。
平部は、横方向に200mm以上重ねておさめしっかりと雨仕舞をすることが必要です。
ガルバリウムで一番大切なのが軒先部の納め方になります。
軒先水切り(通称:唐草)に重ねて必ず納めます。
ケラバの野地板端部まで取りつけます。
ガルバリウム鋼板をしっかりとはめ込んでいきます。
谷部分がもっとも雨漏りの原因となる箇所であるため、
最も注意を払うところになります。
弊社は大正8年創業の社寺仏閣専門の瓦葺き業者として
創業したルーツがありますが、
最近では和瓦を新たに葺き替えるお客様も少なくなってきました。
ガルバリウムを張るのは通常板金職人、
瓦を葺くのは瓦職人とテリトリーも変わってまいります。
今回施工したのは弊社の板金職人のメンバーによる施工です。
次は⑧です。
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.06.15
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
制震ダンパーの設置が終わると断熱工事となります。
今回東京都北区Y邸での断熱は
外周面の壁面、 2階天井裏の断熱材は グラスウール
1階床下はスタイロホームです。
Y既存建物壁・床に断熱材は入っていませんでしたので、
かなり寒かったはずです。
実際に「住んでいても隙間風が吹いていたので換気は良かったけど
とても寒かった」とおっしゃられてました。
外周面にグラスウールを隙間なく張り込んでいきます。
2階天井も隙間なく重なりあうように張り込んでいきます。
1階床下は根太のピッチのスペースにスタイロホームを貼っていきます。
つづきは⑦からです。
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
戸建改築なら
新築そっくりにリフォーム
ハウスメーカーで高いと思ったら
2015.06.12
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
木工事の中で最も大事な構造部分が終わり、
次は耐震対策である制震ダンパーの設置に入ります。
正確には耐震対策は、木工事の工程の中で、補強を施しており
万全ではありますが、耐震に+して制震を検討。
一戸建てスケルトンリフォーム後の新たな間取りから
構造計算をして、最悪の事態が起きた際、
地震力が加わりどの構造部の力を逃がす必要があるかを診断し、
減衰力が必要な構造壁に制震ダンパー装置の設置指示が
出てきます。
下記はその指示図です。
赤い部分が設置個所となります。
■ 1階 診断書
■ 2階 診断書
赤い部分を数えると
1階に5基 2階に2基の設置ということがわかります。
ここのお住まいは一階はほぼ外周部に設置指示がでていますので
指示通りに設置をしていきます。
2階部制震ダンパー設置
今回の間取りでは2か所の指示となっております。
こちらが北区Y邸での制震ダンパー設置です。
弊社では改築されるお客様にはおススメさせていただいております。
費用も耐震補強工事よりもかからず、効果は耐震補強以上の設計です。
備えあれば憂いなし。ご自宅がご心配の方は、まずは下記に詳しい内容が掲載されています。
こちらの現場の続きは⑥からです
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
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2015.06.12
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
解体・基礎の次は大工工事
新規土台・大引を設置していきます。
設置大引を受ける鋼製束を設置予定です。
基礎の芯にアンカーボルト出し、土台を緊結していきます。
1階床下地に本格的に入っていきます。
新規土台、大引の設置、鋼製束を設置していきます。
こちらのお住まいは、ジャッキーアップにより建物の傾きを補正している
ため、ジャッキーアップした箇所は土台と基礎の間に隙間ができることに
なります。
その部分を計算して加工処理していきます。
間取り変更により抜く柱がどうしてもでてきます。
スパンにもよりますが、荷重のかかり具合によって梁を入れる
梁のせいもかわってまいります。
柱を抜いて、二階の柱を受けているような荷重がかかる部分には
せいの高い梁をいれていきます。
既存の活かせる梁、活かせない梁を見分け
適切に施工をしていきます。
一階の天井高も考えつつ、2階の荷重をどのように受けるのが
一番良いのか、荷重の分布も検討し梁掛けをしていきます。
このような仕掛けは、内装大工ではできません。
棟梁と呼ばれる大工が施工をします。
続きは⑤からです
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
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2015.06.12
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
こちらは一戸建てスケルトンリフォームの基礎工事です。
既存の状況は①
解体時の状況は②
に記載しています。
解体作業が終わると基礎補強工事になります。
こちらのお住まいはベタ基礎への変更工事だけでなく
中心部の基礎に亀裂が入っている為、
基礎補強が必要になります。
まず鋤取りして基礎の高さの墨出しします。
鋤取りすると既存の土台が浮いているのが
一際目立っている状況です。
この部分は建物自体の傾きをジャッキアップで
補正後にべた基礎&基礎補強で対処します。
仕上げ材はほとんど効いていない状況であったことがわかります。
一箇所ではなくこのように土台が浮いてしまっている箇所が
数カ所ありました。
今回の一戸建てスケルトンリフォーム(改築)
は良いタイミングであったと思います。
基礎工事
フォールアンカー工法により配筋を布基礎に緊結します。
既存の間取りでは、基礎が十分ではなく、外周部以外のほとんどが
束(ピンコロ)で土台を支えるという状況であったため
提案間取りでは、構造的にみても頑丈になるように
布基礎を立てる箇所を増やし建物を安定させる狙いです。
新規で布基礎を設置する箇所に
新規配筋を施します。
生コンクリートを土間に打設しベタ基礎にします。
コンクリートミキサー車が入り組んでおり入りませんの、
猫車で運び手作業で、土間を打設しました。
打設後は湿潤期間を設けます。
17センチ建物が傾いている状況であることが解体後の調査で
わかっておりましたので、落ちている部分の土台にジャッキを当てて
ジャッキアップをします。
ジャッキアップにより
新規布基礎間仕切り基礎部分
既存の間取りで布基礎がない箇所(床がフワフワしていた箇所)
布基礎を設置するための型枠組みをします。
亀裂が入っていた中心部の基礎は補強を加えるため基礎幅を増やし
強固にするためにアンカーを入れ緊結する想定で型枠を組みます。
中心部の亀裂の入っていた補強部とその他の構造上弱いポイントに
型枠を組んでいます。中心部は両側から補強する計画です。
コンクリートを打設後の布基礎です。
これで2階の荷重を受け一階の床をしっかりとした
本来の理想的な形へ施工できました。
このあと木工事の工程で土台を乗せ、床組ができるという段階に
なりました。
アンカーボルトは土台の中心に来るように打ち込んでいます。
続きは④から
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
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2015.06.12
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
着工してまず初めに解体作業からです。
Y邸は基本、一戸建ての内部スケルトンリフォームになりますが、
サッシを入れ替え位置が変更される部分があるため、
外部もある程度解体が必要なります。
解体をして木構造を裸にして、最終の補強計画を立てます。
一戸建てスケルトンリフォームになると、
当然住みながらでは工事ができませんので
仮住まいをご用意いただく形になります。
基本木構造を残し手作業で解体していく為
時間と手間は掛ります。
しかも解体職人ではなく大工が解体します。
それは、リフォーム後の間取りを考えながら
解体が必要になるからです。
この解体工事でまず最初の大量の廃棄物がでます。
徐々に躯体が露わになってきます。
ほぼ構造体が浮き彫りになっている状態です。
現状の痛み具体や荷重のかかり具合、どのような施工がなされていたのか?
ここから提案させていただいた間取りが本当に可能なのか?
こちらが想定していた状況と合致しているかを確認します。
床がふかふかになっていた原因が判明。(下の写真)
束に大引が乗っていない。。。。
乗っている箇所も垂木で噛ませているような状況となっており、
ほぼ下地がないのと同じ状況でお住まいになられていたことになります。
これは危険です。
床下収納からは見ることができなかったところです。
傾きも地盤の傾きとともに、構造自体でも傾いていることがわかります。
家の中心部の基礎に大きな亀裂。
中心の柱に二階の荷重負担がかなり強いのが直接の原因です。
しかも基礎が割れたことで沈下し、土台との間に隙間も。。
ここは本格的に補強が必要なところになります。
屋根はシート養生
一通りの解体が終わり構造躯体のみの状態になりました。
屋根の野地板も張り替えるため、ブルーシートを家全体に覆い
工事期間中の雨対策をします。
建物にシートを覆い、外周部を足場も架け、シートをはります。
出入り口は扉が解体されてありませんので防犯用に
板張りをします。
ここまでで解体の工程が完了しました。
ここからいよいよ基礎工事→木工事へと移行していくわけです。
続き3はこちらです。③からです。
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸②解体)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸③解体工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸④木工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑤制震ダンパー設置)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑥断熱工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑧内装工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑩竣工)
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2015.06.12
一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸①着工前)
創業大正8年のハイウィルでは、年間を通じ、
常に順番待ちになっている工事があります。
その最も多い工事のご依頼の一つが、
リフォーム一戸建ての全面工事です。
『リフォーム一戸建ての費用価格で損をしない虎の巻』では、
一戸建てリフォームを検討している皆さんに、
ご予算の中で理想としている工事をどのように実現していくか?
価格や費用をどう捉えれば良いのか?
どのような業者に依頼すべきか?
についてお話ししていますが、
今回は、家が傾いている??
といったお悩みです。
家が傾いている?
といってビックリされる方もおられるかと思いますが、
実は、弊社のように改築工事を毎日やっておりますと、
その度合いに差こそありますが、
かなりの頻度で傾きを気にされておられる
方も多いのも現実です。
そもそも木造の住まいは、
基礎の上に木構造体が乗って建物を構成していますが、
傾きにも、
基礎より下の部分、
つまり
地盤自体が傾いているケースと、
基礎より上の木構造部分での傾いているケースが
ございます。
地盤自体が下がってしまっているケースでは、
近くに高層のマンションが建って地盤に影響が出てしまうケースや
もともと地盤がゆるく、隣の家が新築をした際などに
傾いてしまうなどのケースがあります。
基礎より上の木構造体部分が傾いている場合は、
築年数とともに木が痩せてしまってという自然なケース
(この場合度合いはひどくはないケースが多い)
と一部の構造体に過度な荷重がかかってしまい傾いてしまっているケースや
そもそも施工不良のケースなどさまざまです。
ここで紹介する事例は、